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第2回 宮原徹のプロジェクトお悩み相談

「宮原徹のプロジェクトお悩み相談」の第2弾YouTubeコンテンツを公開しました。弊社宮原が皆様のプロジェクトでのお悩みにお答えしていきます。本ブログでも要約を公開していきますので、ぜひご覧ください。

また、皆様からのご相談も受け付けていますので、本記事下部のご案内をご覧ください。

www.youtube.com

今回のお悩み

プロジェクトのコアとなる優秀なエンジニアにプロジェクトに参加してもらいたいのですが、そのような人材が全然集まりません。
メンバー自体はやる気はあって頑張ってくれるのですが、技術的にプロジェクトをリードできるほどの人材がいません。
どうしたらプロジェクトに優秀な人材がきてくれるのでしょうか?

宮原徹の回答

まず、私の立場から言っても、そんな人がいるのであればうちでも採用したいという感じです。実際、プロジェクトリードやチーフアーキテクトといった技術的な面でチームを引っ張っていける人材というのは不足していると思います。

そういった状況での人材獲得という面では、二つの考え方があると思います。
一つは高い報酬で優秀な人を獲得するというアプローチです。どうしても優秀な人は高い報酬の方に流れてしまうので、高い報酬を支払うということを考えなければなりません。もう一つは人材が不足している状況で優秀な人が獲得できないのであれば、やる気のあるメンバーを人材育成していくという考え方があるかと思います。
どういった方法でチームを作っていくのかという人材戦略を会社として立てていかなければなりません。それぞれの考え方について深掘りしていきたいと思います。

まずは人を採用していくという時に関してです。
当然、報酬はできるだけ高く出せる方が望ましいですが、仕事の見返りとしては報酬以外にもあるわけです。例えば、前回取り上げたような新しい技術や新しいやり方に取り組んでいけるというのはエンジニアにとっては魅力的なチャレンジの場になります。
また、働きやすさややりがいも見返りになると思います。わかりやすいところで言えば残業か少ないといったところもあります。また、弊社では業務時間中でも私用を済ませることも認めています。ちょっとした用事で半休や全休を取るよりも、チームとしての仕事の仕方としては戻ってきて業務を継続してもらった方が効率的になります。あとは、業務にあたって自己選択権があるかどうかも重要だと思います。仕事内容もそうですが、自分の使うPC、キーボードやマウスなどが選べるというのもそうです。プロジェクトにおいてはさまざまな意見を言えるという心理的安全性も働きやすさの一つのバロメーターかと思います。やりがいという意味では、多くの人の役に立っているという実感や、お客様などの顔が見える人が助かっていると感じてくれる実感が必要だと思います。
このような働きやすさややりがい、業務やスキルに見合った報酬でバランスが取れていることが重要ですし、このバランスが取れていることで採用にあたっての説明に説得力が出てくると思います。このような観点から優秀な人材が入社しても大丈夫な現場かどうかという点を考えていく必要があると思います。

そして、採用をするだけではなく、人を育てていくという観点もしっかりと考えていく必要があると思っています。
人を育てていくというのは即効性がないので、今始まろうとしているプロジェクトに効果があるわけではないですし、効率も悪いと思います。そのため、プロジェクトの現場では即戦力を求めがちという悪循環に陥っているのではないかと思っています。
人が採用できないのであれば、今いるメンバーで、まずは失敗を恐れないでとにかく挑戦してみるといった雰囲気をプロジェクトや会社でつくることが重要なポイントだと思います。
また、即効性という意味で優秀な人を採用したくてもできない場合、優秀な人に教えを乞う程度に参加してもらうという考え方もあると思います。優秀な人を採用できないにしても、相談役やテンポラリーでもそういった人に参画してもらい、チームの立ち上げを担ってもらうということも大事なポイントだと思います。そのような形で参画してもらうことで、採用できないにしても経験のないチームが間違った方向にいかないように修正してもらい、成長できるようになります。
即効性がなく、効率も悪いので、上層部から早く成果を出すように言われることもあるかと思います。しかし、その点に関しては上層部の理解を得ることも含めて、継続的に人材を育成していくことが重要だと思います。

まとめとしては次のようになります。

  • 優秀な人材を採用するには見返りが必要
  • 報酬だけでなく、働きやすさややり甲斐も重視
  • 人材を育成することも忘れてはいけない
  • すぐに成果は出ないので、小さな失敗を積み重ねていく
  • 外部の助けを得るのも重要

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