今回のとことんDevOps勉強会は「イベントレポート '24/11月開催 とことんDevOps勉強会「Visual Studio CodeのDev Containersを使って開発環境構築してみよう」」と題して、日本仮想化技術の石本が講師として登壇しました。
今回は毎年9月のオープンデベロッパーカンファレンスで開催しているワークショップの内容をデモする会としてお送りしました。 今年開催した内容から大幅リニューアル中ではありますが、少しずつ形になってきており、後続レッスンも順次追加中です。
今回のレッスン1を見ていただき、Dev Containersに興味を持って頂けたらと思います。
セミナー動画
発表資料
Q&A まとめ
IDE向けの設定が保持される場所について
質問
VSCodeのプラグイン等のIDE向け設定は、DevContainerの外側にあるのでしょうか?Container内に含まれるのでしょうか?
回答
Dev Containersの外側にあり、その設定を元にDev Containersが立ち上がります。
Rancher desktopでの利用について
質問
Docker Desktop ではなく、Rancher desktop を使用して、DevContainerを使用することは可能ですか?
回答
はい、可能です。詳しくはRancher Desktopの公式サイトにまとめられていました。
https://docs.rancherdesktop.io/how-to-guides/vs-code-remote-containers/
VS CodeとJetBrains社IDEのDev Containersの考え方の違いとコンテナの共用について
質問
VS Code向けに作成したDev Containerと、JetBrains社IDE向けのDev Containerで、考え方に違いはあるのでしょうか?コンテナを共用可能だったりするでしょうか?
回答
VS Code固有の設定項目やJetBrains社IDE固有の設定項目で書き方や内容などインターフェースレベルでの違いはあるかもしれませんが コンテナを動かす上で必要なものや実行している環境はどちらも共通してDockerのコンテナを使用ているため、大きなコンテナに違いはないと思います。
また、VS CodeとJetBrains社IDEで同じコンテナへアクセスすることで共用は可能かと思います。 同時編集を上手く処理してくれるかは試していないのでわかりません。