今回は小ネタです。 以前、GPT-5.4で作成したNode.jsベースで作成したカンバンボードアプリを、CodexのGPT-5.5モデルを使ってGolangで実装するのを試してみました。
きっかけ
Node.jsは便利なんですが、最近狙われすぎですよね。 で、最近Golangを使って色々やっていたので、Node.jsベースで作成したカンバンボードアプリをGolangで作れないかなと思ってCodexにお願いをしたと言う経緯です。 上手くいったら、手もとの環境からはNodeを消そうかなあと。
実際試してみたら、見た目まんまのものが出てきたので、笑ってしまいました。
やること
Codexはプロジェクトディレクトリーを作って、その中でソースを作成します。 そしてチャットを開いてこういうだけで実装できます。 「以前、NodeベースでKanbanと言うローカルカンバンボードを作りました。Golangベースで同じようなアプリを作ってみたいです。仕様はKanbanと一緒で検討しています。」
そうすると、次のように思考が始まります。
既存のローカルカンバンの仕様を把握して、Go版へ移植する前提で構成と実装範囲を確認します。まずリポジトリ内の構成と説明ファイルを見ます。 1件の検索を調査しました 2件のコマンドを実行 このディレクトリはGit管理下ではなく、ファイル一覧も空に見えます。周辺ディレクトリに以前のNode 版がある可能性があるため、親ディレクトリ配下を限定して探します。 2件の検索 1個のリストを調査しました 以前のNode 版は/Users/ytooyama/Documents/Kanbanにあります。仕様をそこから読み取り、空のKanban2にGo版を作る方針で進めます。 読み取り中 package.json 仕様は単純なJSON 永続化、列/カードCRUD、ドラッグ移動、静的ファイル 思考中...
前のソースのディレクトリーを指定しなくても、自動でNode.js版のKanbanのソースコードを見つけて、その実装の確認を始めました。GPT-5.5、なかなかやりますね!
ちなみにCodexは「インテリジェンス」のレベルを選べるようになっています。ざっくり言うと思考をどれくらい行うか設定するものです。レベルを上げれば上げるほど良いかと言うと「作業による」ので、まずはデフォルトの「中」で作業させてみました。
この後実際の実装が始まりますが、私は先ほどのプロンプトを投稿した以外には何もやっていません。 だいたい5分くらいで実装が終わりました。 概要と動かし方はREADME.mdが生成されるので、コードを早速動かしてみましょう。
まずはこちらが以前のNode.jsで作られたカンバンボードです。

デフォルトでTo Do, Doing, Doneの列があります。列は削除、追加が自由です。 タスクの追加、タスクの編集、タスクの削除、タスクのDnDによる移動ができるようになっています。サービスは停止してもデータは静的ファイルに保存され、再度サーバーを起動したときにデータが復元されます。そんな仕様になっています。
Node.js版はいったん停止して、Golang版の方を動かしてみます。 プロジェクトディレクトリーに移動して、次のように実行します。
go run .
実行すると、Kanban board is running on http://localhost:3000のように表示されます。
ブラウザーでアクセスしてみます。すると、Node.js版と全く一緒のデザイン、仕様のカンバンボードが表示されました。

これはすごいですね。 仕様が固まっていて、ソースとドキュメントがきちんと整備されていれば、あっという間に再実装できるみたいです。
という話でした。 たしかにGPT-5.5は手戻りが少なくて賢い、良いモデルなのかもしれないと感じました。
そしてWeb上を調べると、まもなくGPT-5.6がでてくるのではという噂も見つかります。 GPT-5.5ですでにかなり賢かったので、GPT-5.6ではどんなことができるようになるのか、非常に楽しみです。
