本日は小ネタです。
これまでこのブログではいくつかのAIエージェントコーディングソフトウェアを取り上げてきました。 今回は最近知ったGooseのオプションについて紹介します。
Gooseはオープンソースで開発されているソフトウェアで、LLMプロバイダーを設定することでいろいろなLLMサーバーを使ってAIエージェントコーディングが可能になります。
私も普段Gooseを使うときはローカルで動くOllamaをOllamaプロバイダー、社内で動くLLM ServerをOpenAI Compatibleプロバイダー、そしてCodexサブスクリプションをGooseで使うためのchatgpt_codexプロバイダーを設定して使い分けています。
これまではプロバイダーを変更するのに、テキストエディターで設定を開いてからactive_providerを直接変更していました。
...
providers:
openai:
enabled: true
model: google/gemma-4-26b-a4b-it
configured: true
ollama:
enabled: true
model: ornith:9b
configured: true
chatgpt_codex:
enabled: true
model: gpt-5.5
configured: true
active_provider: ollama
前回はCodex CLIでコマンドラインから利用するモデルを切り替える方法をご紹介しました。
Gooseにも同じような方法がないか調べてみたところ、環境変数でプロバイダーを渡せば簡単にプロバイダーを切り替えられることを知りました。
つまりわざわざ設定ファイルを書き換えなくても、その場限りで利用するLLMプロバイダーを切り替えられます。
% GOOSE_PROVIDER=ollama goose session % GOOSE_PROVIDER=openai goose session % GOOSE_PROVIDER=chatgpt_codex goose session
実行例
% GOOSE_PROVIDER=ollama goose session __( O)> ● new session · ollama ornith:9b \____) 20260713_3 · /Users/ytooyama/tmp/code L L goose is ready ╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌ 0% 0/128k > Enter to send · Ctrl+J newline
セッションはいくつでも同時並行で開けるので、ターミナルの開き方を工夫すれば、いろいろなモデルを横断しながらコードの開発ができそうですね。たとえば次のような使い分けができそうです。
- Ollama LLMモデルでコード生成
- ChatGPT Codexモデルでレビュー
- OpenAI CompatibleのLLMモデルで社内モデルに確認
たとえばローカルLLMとSaaSのLLMのモデルを指定したセッションを開きます。ローカルLLM側で実行をして、SaaSのLLMを使ってそのコードの評価やレビューが簡単にできます。
実際には次のように別々のプロバイダーでセッションを起動できます。

まとめ
Gooseを使えば、今回紹介したようにローカルLLMでコードを書かせ、SaaSのLLMでレビューするといった役割分担を手軽に実現できることがわかりました。
同じようなことはほかのAIエージェントソフトウェアでも実現できると思います。しかし、Gooseはオープンソースで開発されており、クライアントも軽量なので複数のセッションを同時に起動しても快適に利用できます。
これまで私はOpenCodeを中心に使っていましたが、今回の機能を知ってGooseもかなり魅力的に感じています。しばらくは両方を使い比べながら、自分に合った使い方を探してみようと思います。
