私の関わっている案件ではKubernetesを使っています。私自身そこまでKubernetesに詳しいわけではないので、あくまでもその案件で運用するのに必要な知識がある状態でした。この書籍には私の知らなかった知識や、試せていなかったツールなどが紹介されていました。触ったことがある前提で進んでいくので入門書として読むには難しいかもしれません。初級中級くらいで、これからステップアップしていきたい人におすすめです。
参考になった
私は2、4章が参考になりました。
第2章はアプリケーションの起動方法について書かれています。Dockerfileの書き方やツールの使い方などに触れられていて、とくにツールの話では使ったことのないツールが紹介されていたりして、とても参考になりました。
第4章はアプリケーションの運用方法についてかかれています。アプリケーションのアップデート戦略、K8sのアップデート戦略、デプロイの種類やその効果、運用していくならマニフェストはこうした方がよいとか、アクセス制御はこうするなど、かなり詳しく書かれていました。
3章はIaCやGitOpsなどに触れているので、参考になる人にはよいかもしれません。
まとめ
いっきに呼んでしまいました。それぞれの章はそこまで長くないので1日1章くらいで進めていけます。知ってる部分については読み飛ばしてもよいのかなっと思いました。あと、結構勘違いしていたというか、深くまでしらなかった部分などが補足できた気がするので、中級、上級の方でもちらっと目を通すとよいのかもしれません。