本ブログでは、GitOpsを実現するためのツールであるArgo CDを何度か紹介してきました。今回はArgo CDを使って、Helmで管理されたアプリケーションを更新する方法を紹介します。 前提条件 前提として、以下の記事に従ってEKS上にArgo CDのセットアップが済ん…
忙しい人向けの結論 現在CircleCIでUbuntu 22.04のコンテナイメージをビルドする場合は、Remote Dockerの場合はバージョン20.10.12以降、Machine Executorの場合はubuntu-2204:2022.04.1以降を、明示的に指定して利用してください。 解説 2022年4月21日に、U…
オンプレミスでCircleCI Serverを動かすシリーズの第5回、今回で最終回となります。前回はNomadクライアントを構築し、ジョブの実行を可能にしました。今回はさらにVMサービスを構築し、Machine ExecutorやRemote Dockerの実行を可能にしていきます。 セキュ…
オンプレミスでCircleCI Serverを動かそうシリーズの第4回です。前回までで、CircleCI Serverのコントロールプレーンは動作しました。今回は実際にジョブを実行するNomadクライアントを構築します。 Terraform設定ファイルの取得 Nomadクライアントは、EKSク…
オンプレミスでCircleCI Serverを動かすシリーズの第3回目です。前回までで、インストールの準備は整いましたので、いよいよCircleCI Server本体をインストールしていきます。 コアサービスのインストール 以下のようにKOTSを使ってアプリをインストールしま…
オンプレミスでCircleCI Serverを動かすシリーズの第2回です。前回は必要となるツールをインストールしました。今回はこれらのツールを使い、CircleCIサーバーを動かすためのEKSクラスター、アーティファクトを保存するS3バケット、アーティファクトをセキュ…
CircleCIを利用することで、お手軽にCIを開始できることは、過去のエントリーでも繰り返し紹介してきました。しかし機密保持等の事情から、クラウドサービスを利用できない環境もあるのではないでしょうか。 こうしたケース向けに、CircleCIではオンプレミス…
CircleCIを使えば、VCSにコードをPushするだけで自動的にCIを行えます。非常にお手軽ですが、テストの内容に間違いがって正しくテストが行えなかったり、YAMLの文法エラーによってそもそもジョブが起動しなかったり、といったことがよくあります。つまりCIの…
CIを日常的に行うようになると、気になってくるのがジョブの実行時間です。無視できないほど長いビルドの待ち時間は、開発における大きなボトルネックです。それにCircleCIでは利用した時間に応じて課金が行われますので、なるべく無駄な処理は慎み、短い時…
前回のエントリーで、コミットをトリガーとしてCIが動作するようになりました。ですがCIの結果は、CircleCIのダッシュボードから確認する必要があります。コミットの度に発火するCIの結果を、都度確認しに行くのは面倒ですよね。そして人間は面倒なことはす…
CI/CDとは何かのエントリーでは、CI/CDの概要について解説しました。そこで本エントリーでは、実際にGitHubとCircleCIを用いて、CI/CDワークフローを動かしてみましょう。 なぜCircleCIなのか 前述のエントリーで、CI/CDを実現する様々なツールを紹介しまし…
AWS環境を操作する場合、省力化や自動化のためにawsコマンドをターミナルから叩くのは日常的ですよね。操作する環境がひとつだけであればよいのですが、テスト環境と本番環境でアカウントが分かれていたり、また複数のプロジェクトに参画している場合に問題…
DevOpsとは、簡単に言ってしまえば開発(Dev)と運用(Ops)が協力して、開発やリリースのスピードを上げていくための方法論です。勘違いしやすいかもしれませんが、DevOpsはあくまで方法論であり、特定の技術や手法を指す言葉ではありません。そのためDevOpsを…