2022-01-01から1年間の記事一覧
弊社には書籍購入補助の制度があります。少しでも業務に関連していそうなら無制限に買ってもらえます。その制度を利用して「必修アルゴリズム」という本を買ってもらいました。DevOpsには関係ないのですがまあいいでしょう。軽くレビューというか感想という…
2022年も年の瀬ですね。本来は月明けの初日に公開している月刊DevOpsニュースですが、年末ということで少し早めの公開をさせていただきます。12月というと海外の企業では、ホリデーシーズンでほとんど仕事をしてないんですよね。ということで、見切り発車で1…
Docker Desktopは元々Linux以外の環境でDockerを使えるようにするためのソフトウェアです。現在はLinuxにも対応しており、Linuxでデスクトップ環境を用意すれば、Linuxでも同じようにコンテナベースのアプリケーション開発ができるようになりました。 では早…
IAMユーザーのMFAが複数登録できるようになっていたみたいですね、全然気づいていませんでした。 aws.amazon.com 最大で8個まで登録できるようです。普段使いにYubiKeyとバックアップのTOTPを2つくらい登録しておけば概ね困らなそうです。 さっそく設定して…
DevOpsにおいてチャットはメンバー同士のコミュニケーションのために欠かせないツールです。チャットはリアルタイム性のあるコミュニケーションを実現しつつ、文字として残すことができるというメリットがあります。チャットを使うことで、リアルに同じ場所…
勉強のためにとか仕事で使うので...とか、Kubernetesを試してみたい時があると思います。 そんな時によく使われるのはminikubeだと思います。ちょっと前にこのブログでも記事が出ています。まだ見られていない方はぜひチェックしてみてください。 devops-blo…
12/1にDocker Desktop 4.15.0がリリースされました。 www.docker.com 今回のバージョンでVirtioFSがGAになったことにより、コンテナへの共有ボリュームのパフォーマンスが向上するようです。ただデフォルト設定にはなっていないようなので、設定を開いて確認…
以前IaCとCircleCIで自宅のインフラ環境を管理する方法を記事にしました。 devops-blog.virtualtech.jp 今回はIaCとGitHub Actionsで管理する方法を書いていきます。 とはいっても、CIの設定を変更していくだけなので、以前の記事から「GitHubの設定」まで終…
先日、第8回とことんDevOps勉強会でNominated Nodeよくわからんっと言ったら社長が色々調べてくれたので、こちらも再現手順など確認していきます。 とことんDevOps勉強会のイベントレポートは以下 devops-blog.virtualtech.jp NOMINATED NODE??? kubectl get…
ソフトウェア開発プロジェクトでは複数のメンバーがチームで開発するのが一般的です。複数のメンバーか効率よく仕事を行うためには誰が何を行うのかというタスクを管理する必要があります。現在ではチケット管理システムなどを使ったプロジェクトのタスク管…
2022-12-07に「Kubernetes再入門」というタイトルで勉強会に登壇しました。 devops-blog.virtualtech.jp そこで「勉強する環境がほしいが、どのように準備したらよいか」という質問をいただきましたので、ローカルで試す場合の環境の用意なんかを取り上げて…
この記事は、CircleCI Advent Calendar 2022 12日目の記事です。 さて、我が家では一部スマートホーム化が進んでいます。照明のオンオフ、気温や湿度の管理、人の出入りの監視などです。音声やスマホアプリから操作しているので、現在の状態や、なぜそうした…
今回は日本仮想化技術の田中から「Kubernetes再入門 - K8s活用するならこれだけは知っておきたいこと -」と題して、Kubernetesの基本知識についてお話しさせていただきました。Kubernetesは最近のコンテナを使ったシステムでは当たり前のように利用されてい…
コンテナはアプリケーションのポータビリティを飛躍的に高め、柔軟なデプロイ、スケール、ロールバックを実現します。しかし本番環境でコンテナを正しく運用しようとすると、様々な困難に直面します。例えばアプリケーションの可用性を確保するには、コンテ…
今年の4月にリリースされたDocker Desktop 4.7.0でSBOMが普通に使えるようになり、Docker DesktopユーザーはDocker単体でSBOMの調査やSBOMファイル作成が可能になっていました。 www.docker.com 筆者はこの機能はDocker Desktopでしか使えないのかなと勘違…
プロジェクトのコアとなる優秀なエンジニアにプロジェクトに参加してもらいたいのですが、そのような人材が全然集まりません。 メンバー自体はやる気はあって頑張ってくれるのですが、技術的にプロジェクトをリードできるほどの人材がいません。 どうしたら…
11月はいよいよ秋が終わって冬になってきましたね。私は関東在住ですが、暖房をつけるかどうか悩んでしまうタイミングですよね。北海道にいる同僚は日中でも0度近くになってきたと言っていました。 さて、11月のDevOps関連のニュースですが、今月はネタ不足…
コンテナは仮想化技術の一種で、主にアプリケーションの実行環境の仮想化に用いられています。たとえば、Webアプリケーションサーバーを複数動作させる目的などに向いている仮想化技術です。原理としては、OSカーネル上で動作しているプロセスを隔離し、個別…
ソフトウェアの開発は、設計、実装、テストといった、様々な工程の積み重ねです。その中で、ある工程を通常よりも前倒しにして実行することを、シフトレフトと呼びます。 どの工程をいつ行うかといった工程管理、進捗管理は、ガントチャートなどを使って視覚…
IaCとは「Infrastructure as Code」の略で、文字通りインフラの構成をコードによって管理し、専用の構成管理ツールによって自動的に構築を行う手法の呼び名です。 従来、サーバーの構築はインフラエンジニアによる手作業によって行われていました。しかし人…
本ブログでは、GitOpsを実現するためのツールであるArgo CDを何度か紹介してきました。今回はArgo CDを使って、Helmで管理されたアプリケーションを更新する方法を紹介します。 前提条件 前提として、以下の記事に従ってEKS上にArgo CDのセットアップが済ん…
自動化とは、ある作業において人間の手作業を排し、機械によって自動的に行うことを可能にすることの総称です。DevOpsの文脈においては、テスト(CI)、デプロイ(CD)、インフラ構築(IaC)などが自動化の対象として挙げられます。 手作業を自動化することには、…
DevOpsは開発と運用が協力し、継続的かつ効率的に価値を顧客に届けるための開発手法で、ソフトウェアを迅速かつ高い頻度でリリースすることで、高速にフィードバックループを回す仕組みを実現します。DevOpsによって得られるメリットはこの仕組みの結果とし…
チームメンバーは新しい技術や手法を試したいと思っているようですが、上からは過去の前例を踏襲した安定したプロジェクトの運営をするように指示されています。 どちらを重視して、思い通りにならなかった方をどのように説得したら良いでしょうか?
アジャイルとDevOpsは密接な関係にあり、時として混同される概念です。しかし、相互補完をする関係にあるものの、アジャイルとDevOpsは異なる概念となります。 アジャイルは変化にソフトウェアに対するニーズの変化に対応するためのソフトウェア開発の手法で…
DevOpsには厳密な定義が存在しません。そのためそれを使う人や組織によって解釈が微妙に異なっています。ただし、いずれの解釈においても共通しているのは、開発チームと運用チームが協力し、ソフトウェアを迅速かつ高い頻度でリリースするという点です。 開…
私はよくRedditのr/commandlineというサブレディットを見ています。ここではコマンドラインツールのリリース情報や、こういう時どうしたらいいんだっけ?っという情報が流れてきます。 先日も情報収集のために徘徊しているとVHSというツールを発見しました。…
10月に入ってあっという間に寒くなってしまいましたね。体調を崩した人も少なくないのではないでしょうか?最近、慌てて秋冬物の服を出してきましたが、ヒーターも出してしまおうか迷っています。 さて、今月もいくつか新しいレポートが公開されたり、Dtadog…
前回はAWS上にArgo CDを構築しました。今回はGCPにArgo CDをデプロイしていきたいと思います。 必要なもの Googleアカウント GCPプロジェクト gcloud CLI Terraform Helm kubectl argocd(CLI) 請求先アカウントが設定済みのGCPプロジェクトを用意してくださ…
今回は日本仮想化技術の新村から「チケット駆動のタスク管理 - チケットに管理されないためのチケット活用術」と題してお話しさせていただきました。チケットを使用したタスク管理においては、プロジェクト管理という観点で作業の進捗を管理されていると思っ…