今回は日本仮想化技術の新村から「チケット駆動のタスク管理 - チケットに管理されないためのチケット活用術」と題してお話しさせていただきました。チケットを使用したタスク管理においては、プロジェクト管理という観点で作業の進捗を管理されていると思っている人も多いかと思います。しかし、チケットをうまく活用すれば、進捗管理だけではなく、担当者自身の仕事を効率的に行うことができるようになります。そもそもチケットとはなんなのか、どのように活用すべきかといった内容を解説しています。
振り返りも兼ねて当日の配信の様子をYoutubeでアーカイブしていますので、是非ご覧ください。当日参加できなかった方も、これを機会にとことんDevOps勉強会に興味を持っていただければと思います。また、当日いただいたQ&Aに関してもこちらのブログでまとめていますので、ご覧ください。
セミナー動画 - YouTube Live アーカイブ
発表資料 - Speaker Deck
Q&Aまとめ
Q : 質問ではないですが、チケットの活用方法について実践的なトレーニングがあるといいですね。
A : 確かに、SCRUMの研修やアジャイルの研修の一部としてチケットの扱い方に関してロールプレイすることはありますが、チケットの活用方法という観点でのトレーニングは見たことないですね。そういったトレーニングを今後提供できるようにしたいです。
Q : Ops担当者への依頼がチケットではなくてチャットや口頭だったりします。”今” これをやってほしいという依頼が多いのでしょうがない気がしますが、この場合、自分でチケット化してから作業にとりかかるといいんでしょうか?
A : タスク管理という意味でチケットを起票するだけなら必要ないとは思いますが、作業履歴を残すという意味で、自身でチケット化してそこに情報を残していくことは十分意味があると思います。
Q : 最初は気合いを入れて始めても、どこかでだんだんと惰性になり、活用できなくなってしまうのを、リセットするにはどうしたらいいんですかね?
A : どうしても気合を入れて初めると、逆に惰性的になってしまうことはよくあることです。そういった意味では、リセットという形で気合を入れ直すというのは同じことを繰り返してしまうので、あまりおすすめではありません。セミナー内でも話したような自分ごととしてモチベーションを持ってもらいつつ、Daily Standupなどで習慣化していくという動きを継続的に続けていくのが良いと思います。