とことんDevOps | 日本仮想化技術のDevOps技術情報メディア

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日本仮想化技術がお届けする「とことんDevOps」では、DevOpsに関する技術情報や、日々のDevOps業務の中での検証結果、TipsなどDevOpsのお役立ち情報をお届けします。
主なテーマ: DevOps、CI/CD、コンテナ開発、IaCなど

開催予定の勉強会

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Docker

Rancher Desktop 1.13を触ってみる

Rancher Desktop 1.13.1がリリースされていたので、早速触ってみました。 このブログでは久々に取り上げましたが、Rancher Desktopは直近のリリースで様々なアップデートが行われました。 私が気になった機能をピックアップすると、こんな感じです。 1.13 We…

GAリリース!Docker Initでアプリケーション開発が便利に

Docker DesktopのDocker InitがGAになりました(=正式リリース)。 www.docker.com Publickeyさんも記事を書かれています。 www.publickey1.jp Docker InitはDockerでアプリケーション開発するときに便利な機能で、Docker Desktopに実装されています。 以前…

Dockerアドオンの「Docker Labs K8s Toolkit」を使ってみました

Docker Desktop 4.26.0がリリースされているのに気が付き、リリースノートを眺めていました。 Features in developmentの設定を管理者が一括管理できるようになったんだ(ただし、Docker Business版以降)、 Docker initでPHPサポートが追加されたのかとか、…

イベントレポート 第17回とことんDevOps勉強会 「Software Design 11月号第1特集「理想のコンテナイメージを作る」を振り返る」

今回のとことんDevOps勉強会は技術評論社から発売されているSoftware Design 2023年11月号の第1特集「理想のコンテナイメージを作る」の記事の振り返りを、執筆に携わった弊社の田中、水野、遠山がそれぞれお話しさせていただきました。 gihyo.jp 全5章のう…

Dockerコンテナーで動くアプリケーションイメージの差し替えの実践

コンテナーでアプリケーションを実行していることを想定して、そのイメージを新しいイメージに置き換えてみようと思います。 私は普段の個人的な備忘録用に、Dockerでknowledgeというアプリケーションを実行しています。 Dockerfileなどは公式で配布されてい…

Docker DesktopでWASMを使ってみる

ここでいうWASMとはWebAssemblyのことを指しています。 WebAssemblyについては説明するのが難しいので、オフィシャルサイトをご覧ください。 https://webassembly.org/ https://developer.mozilla.org/ja/docs/WebAssembly かなりざっくり説明すると、特定の…

Docker Desktop 4.22.0がリリースされていたので使ってみた

Docker Desktop 4.22.0が8月3日にリリースされていたようなのでアップデートしてみようとしたところ、手元の環境ではこんな感じの画面になってしまってアップデートされないのに気が付きました。 ダウンロードして しばらくするとこのような画面に... Docker…

Docker initをNodeとPythonで使ってみる

Docker initとは Docker init はコンテナでアプリケーション開発する際に必要な、いくつかのファイルを自動生成してくれるコマンドオプションです。作られるファイルは次の三つです。 .dockerignore Dockerfile compose.yaml Docker initはDocker Desktop 4.…

Podman Desktop利用環境でDocker CLIも使えるようにする

Podman DesktopとPodmanの組み合わせを使うと、Dockerの代わりにPodmanを使えて良いのですが、Linux版Podmanのようにpodman-dockerのようなパッケージはWindowsやmacOS向けには用意されていないため、そのままではDockerコマンドを使うことができません(Doc…

Docker Desktop 4.18で機能強化されたDocker Scoutを触ってみる

Docker Desktop 4.18がリリースされてこのバージョンでDocker Scoutが使えるようになったようなので、早速触ってみました。 Docker Desktop 4.18の主な変更点の一つであるDocker Scoutは、Dockerでコンテナイメージのスキャンをしてイメージの脆弱性をあぶり…

dive式ダイエット

気づかないうちにDockerイメージのサイズが大きくなってることってありますよね。最初は1GB切ってたのに、いつの間にやら1.xxGBに。Dockerfileを見て「あぁ、ここだな」っと気づける人は、そもそもイメージサイズを大きくしないので今回は対象外です。Docker…

Docker Desktop 4.16がリリース

以前、Docker Desktop 4.15についてこのブログで取り上げました。 devops-blog.virtualtech.jp Docker Desktop 4.16では次のような特徴があるようです。 Docker 拡張機能がGA Docker Hubに拡張機能の検索が追加 イメージ解析の結果が素早く表示されるように …

Docker Desktopと代替ソフトウェア大集合

Docker Desktopは普段使いのマシンでコンテナーでアプリケーションを実行することができるソフトウェアで、Dockerのサイトからダウンロードして使うことができます。 開発中のアプリケーションのテストとか、手元の環境でソフトウェアを動かしてみたい時に便…

Docker DesktopをUbuntuで使ってみる

Docker Desktopは元々Linux以外の環境でDockerを使えるようにするためのソフトウェアです。現在はLinuxにも対応しており、Linuxでデスクトップ環境を用意すれば、Linuxでも同じようにコンテナベースのアプリケーション開発ができるようになりました。 では早…

Docker Desktop 4.15.0を触ってみる

12/1にDocker Desktop 4.15.0がリリースされました。 www.docker.com 今回のバージョンでVirtioFSがGAになったことにより、コンテナへの共有ボリュームのパフォーマンスが向上するようです。ただデフォルト設定にはなっていないようなので、設定を開いて確認…

DockerでSBOMを試してみた

今年の4月にリリースされたDocker Desktop 4.7.0でSBOMが普通に使えるようになり、Docker DesktopユーザーはDocker単体でSBOMの調査やSBOMファイル作成が可能になっていました。 www.docker.com 筆者はこの機能はDocker Desktopでしか使えないのかなと勘違…

コンテナイメージ「ubi-micro」を使ってマルチステージビルドを試す

前回に引き続き、今回もマルチステージビルドネタです。 devops-blog.virtualtech.jp コンテナイメージを極力小さくする方法として、マルチステージビルドは有効な手段です。 例えばGo言語のアプリケーションは次のようなDockerfileを作って、イメージを作成…

Docker Desktopでコンテナを動かしてみよう

CI/CDやDevOps、アジャイルな開発などを実践する際に、技術面ではコンテナを活用することが多くなってきました。一方で、なかなかコンテナを扱う機会が無い、という人も多いように思います。そんな方には、まずはコンテナを動かしてみよう、ということでDock…

Rancher DesktopではじめるDocker/Kubernetes入門

Rancher Desktopはデスクトップ上でKubernetesとコンテナの管理を行うことができるツールです。containerdやDockerを使ってコンテナーイメージのビルド、プッシュ、ダウンロード、実行できます。 K3sを使ってKubernetesクラスターの実行もデスクトップ上で可…

テスト用のアプリのコンテナ化を試した話

最近、KubernetesとかDockerやPodmanを中心としたコンテナーをよく利用しています。 これらでコンテナー化していないアプリケーションをコンテナ化するために必要なことを調べるため、またはこれらのプラットフォームでアプリケーションの実行をデモするため…

Dockerをインストールしたあと見ておくべきドキュメント

Dockerはオープンソースで開発されている、コンテナプラットフォームアプリケーションです。 Docker Desktopは条件付きで無償で利用できますが、OSS版Docker(Moby)は特に条件なく、引き続き無償で利用できます。 https://www.docker.com/blog/updating-pro…

Rancher DesktopでローカルでDocker Distribution Registryを動かす

Docker DesktopやRancher Desktopを開発環境で利用している人は多いでしょう。 イメージレジストリーについてはSaaSのサービス、通常はDocker Hubとかを利用しているかもしれません。 Gitベースの開発では、「GitHub Container Registry」や「GitLab Contain…

Distrolessで遊ぶ

Distrolessコンテナイメージとは 「Distroless」イメージには、アプリケーションとその実行時の依存関係のみが含まれています。 これらには、パッケージマネージャー、シェル、または標準のLinuxディストリビューションにあるその他のプログラムは含まれてい…

Docker DesktopのDev Environmentsを触ってみる

Docker Desktopの機能にDev Environmentsという機能があります。 この機能は開発環境を手元のDocker Desktopで再現するものです。 GitHubなどのソースコード管理ツールを用いることで、ソースコードのバージョン管理ができるようになりましたがその一方で、…

Docker Bench for Securityを使ってみる

Dockerといえば、Kubernetes 1.24リリースにあたり、DockerとKubernetesの橋渡しをしていたdockershimのサポートがKubernetesから無くなったことに伴い、従来のやり方でKubernetesでDockerランタイムが利用できなくなったことが記憶に新しいですが、コンテナ…

Aqua Securityのdocker-benchを使う

Dockerといえば、Kubernetes 1.24リリースにあたり、DockerとKubernetesの橋渡しをしていたdockershimのサポートがKubernetesから無くなったことに伴い、従来のやり方でKubernetesでDockerランタイムが利用できなくなったことが記憶に新しいですが、コンテナ…

コンテナーイメージのマルチステージビルドを試す

cimgというプレフィックスが付いたコンテナーイメージは、継続的インテグレーションでのビルドを想定してCircleCI社が作成したコンテナイメージです。 様々なプログラミング言語、データベース、OSのイメージが提供されており、自由に使えます。 circleci.co…

Docker Desktopに追加されたDocker Extensionを使ってみる

Docker Desktopは元々Linux以外のOSでDockerを気軽に使うためのソフトウェアでした。WindowsとmacOS向けにリリースされていました。 最近Linux Desktop向けにもDocker Desktopが提供されるようになったものあり、Linuxのデスクトップ環境でもDockerコンテナ…

Docker DesktopとVS Codeでコンテナを使ったローカル環境でのアプリ開発

Visual Studio Code(以下VSCode)はマイクロソフトが開発している拡張可能なエディターであり、元々はオープンソースではありませんでしたが、現在はオープンソースで開発されています。 何かの言語でソフトウェア開発をする場合、開発用のマシンに開発環境…

コンテナとは

コンテナのメリット コンテナは、CI/CDやDevOpsを実現するための重要な技術です。コンテナを理解しようとするには、仕組みよりも先にそのメリットを理解する方がよいでしょう。理解にあたっては、主に仮想マシンと比較するとそのメリットが分かりやすいでし…