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第1回 宮原徹のプロジェクトお悩み相談

新しく「宮原徹のプロジェクトお悩み相談」というYouTubeコンテンツを開始しました。弊社宮原が皆様のプロジェクトでのお悩みにお答えしていきます。本ブログでも要約を公開していきますので、ぜひご覧ください。

また、皆様からのご相談も受け付けていますので、本記事下部のご案内をご覧ください。

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今回のお悩み

チームメンバーは新しい技術や手法を試したいと思っているようですが、上からは過去の前例を踏襲した安定したプロジェクトの運営をするように指示されています。
どちらを重視して、思い通りにならなかった方をどのように説得したら良いでしょうか?

宮原徹の回答

どうしてもケースバイケースになってしまうので、総合的に考える必要があります。

上司から前例踏襲の指示があった場合で、それがプロジェクトに合わないと感じた場合はその上司としっかりと話し合う必要があります。その際、まずなぜその指示がこれまでのやり方であるのかの理由を確認する必要があります。おそらく「これまでのやり方でやれば、うまくいくのではないか」という理由かと思いますが、考えなければならないのは「結果をだす」ということです。
結果を出すためにはどのような技術や方法を使うべきかを、しっかりと上司と話し合う必要があります。新しいプロジェクトは不確実なものなので、過去の前例を踏襲したからといって、それで結果が出るとは限りません。逆に新しい技術や手法を使ったからといって失敗するわけでもありません。
もちろん、新しい事に挑戦すれば失敗する可能性もあるわけですが、不確実な状況では小さい失敗を素早く修正していくということが求められます。それを実現していくためにも新しい技術や手法を導入していく必要性を上司と話し合うようにしましょう。

一方でチームのメンバーから新しい技術や手法をやりたいという話があった場合は、プロジェクトを始める段階で事前準備がどれくらいできているのかが重要になってきます。チームの全員が新しい技術や手法に対する経験がない状態で、いきなりプロジェクトで使ってみようとしても、なかなか受け入れられないでしょう。そのためにも、事前に十分な準備期間を取るようにしましょう。
また、新しい技術や手法を導入するということは文化を変えるという側面もあります。そのため一気に変えてしまうと抵抗勢力を生みやすくなります。一気に変えることが難しい場合は、今までのやり方と親和性の高い部分から徐々に取り組んでいくという手法が有効です。
例えば、アジャイルやスクラムを導入したい場合は、ウォーターフォールでもスプリント期間を区切って、スプリントプランニングや振り返り、デイリースクラムをやってみるという方法が考えられますし、自動化の観点で、インフラの構築やビルド、テストなどの今まで手作業でやっていたものを自動化するという方法も考えられます。
そのようなことを繰り返し、次のプロジェクトではもっと新しい技術や手法を取り入れてみようというアプローチで、折衷案を作りながら徐々に新しいやり方に切り替えていくということができます。

まとめとしては次のことが言えます。
まず、古いやり方と新しいやり方は対立するものではないということを理解しましょう。その上で、不確実性を排除するために従来のやり方の踏襲しがちになりますが、少しづつでも改善していくということが必要となります。大きく変えるようであれば十分な時間をとって準備していく必要がありますし、小さく変えるのであれば影響の小さいところから手をつけていくのが良いかと思います。
必ずしもこれが正解というものはないですし、色々なやり方があると思いますが、色々試しながらベストプラクティスを見つけていってください。

ご案内

この「宮原徹のプロジェクト相談」では皆様からのご質問を待ちしております。匿名での質問でも、非公開での質問でも構いません。下記のリンクよりご相談ください。

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