10月に入ってあっという間に寒くなってしまいましたね。体調を崩した人も少なくないのではないでしょうか?最近、慌てて秋冬物の服を出してきましたが、ヒーターも出してしまおうか迷っています。
さて、今月もいくつか新しいレポートが公開されたり、Dtadogのイベントがあったりでいろんなニュースが飛び込んできました。特に、最後に飛び込んできたOpenSSLの脆弱性に関しては結構営業の範囲が広かったのではないでしょうか?
- Docker HubがOCIアーティファクトのサポートを発表 (2022/10/31)
- OpenSSLの重大な脆弱性に対してDockerが対応予定 (2022/10/27)
- DockerがWasm対応のDocker Desktopのテクニカルプレビューを公開 (2022/10/24)
- DatadogがDash 2022でさまざまな機能強化を発表 (2022/10/19)
- JFrogがJFrog Advanced Securityを発表 (2022/10/18)
- New Relicがログの状態に関する調査結果を公表 (2022/10/18)
- バリューストリーム管理に関する調査を公表 (2022/10/17)
- www.infoq.com
- HashiCorpがVault 1.12をリリース (2022/10/13)
- Googleがクラウド上で実行するセキュアな開発環境を提供 (2022/10/12)
- GitHub Projectsのモバイル対応がパプリックベータで公開 (2022/10/11)
- 2022年版State of DevOpsレポートが公開されました (2022/10/06)
- HashiCorpがBoundaryをクラウドサービスとして一般提供開始 (2022/10/05)
- AWSがAmazon Connect Casesを一般提供開始 (2022/10/03)
Docker HubがOCIアーティファクトのサポートを発表 (2022/10/31)
DockerはDocker HubでOCIアーティファクトをサポートするとの発表を行いました。従来はコンテナイメージしか保存できませんでしたが、OCIパッケージ化することでHelmチャートやWebAssemblyモジュール、SBOMなどをDocker Hubで管理することができるようになるとのこと。
OpenSSLの重大な脆弱性に対してDockerが対応予定 (2022/10/27)
DockerはOpenSSLにおける重大な脆弱性の報告が11月1日に公開されるにあたり、Dockerの公式イメージや公認パブリッシャーの約1000イメージに対する対応を予定しているそうです。対応の詳細に関してはOpenSSLプロジェクトのリリースを受けて告知するそうです。
DockerがWasm対応のDocker Desktopのテクニカルプレビューを公開 (2022/10/24)
DockerがWasm(WebAssembly)のエッジ環境での利用を想定したDocker Desktopのテクニカルプレビューを公開しました。もともとWasmはブラウザ上でのネイティブコードの実行に重点をおいた技術ですが、最近ではエッジコンピューティング環境でも使用されるようになってきているそうです。その環境での開発に向けたテクニカルプレビューだそうです。
DatadogがDash 2022でさまざまな機能強化を発表 (2022/10/19)
DatadogはDash 2022カンファレンスでCloud Cost ManagementやCloud Security Management、Data Streams Monitoring、Application Security Managementといった機能強化を発表しました。Observabilityは今注目の分野なので、Datadogの動向には注目しておきたいですね。
JFrogがJFrog Advanced Securityを発表 (2022/10/18)
JFrogはJFrog Xrayを大幅に強化するJFrog Advanced Securityを発表しました。JFrog Xrayではパッケージのメタデータをインデックス化する形でのセキュリティ検査でしたが、JFrog Advanced Securityではバイナリのスキャニングを行う形でのセキュリティ検査も追加されるそうです。
New Relicがログの状態に関する調査結果を公表 (2022/10/18)
New Relicが自社のObservability Platformにおける膨大なデータを分析した調査結果を公表しました。ロギングデータは対前年比で35%も増加し、それに伴いログを統合的に解析できる仕組みへのニーズが増えているようです。また、ログと併用してAPM(アプリケーションパフォーマンスモニタリング)を使用した分析も68%も増えたそうです。
バリューストリーム管理に関する調査を公表 (2022/10/17)
Value Stream Management Cosortiumがバリューストリーム管理に関する最新の調査結果を公表しました。バリュストリームマッピングは使っているアジャイルチームは多いと思いますが、その管理はまだ日本ではあまり聞かれませんね。調査によるとこの1年でバリューストリーム管理のプラットフォームの適用は4倍に増え、おもに縦割り文化の破壊のために使っているそうです。
www.infoq.com
HashiCorpがVault 1.12をリリース (2022/10/13)
Vault 1.12 は、Vault のコア ワークフローの改善に加えて、Redis および Amazon ElastiCache シークレット エンジン、新しい PKCS#11 プロバイダー、Transform シークレット エンジンの使いやすさの改善、更新されたリソース クォータ、拡張された PKI 失効およびテレメトリ機能などの新機能の追加に重点を置いているとのこと。
Googleがクラウド上で実行するセキュアな開発環境を提供 (2022/10/12)
Google Cloudが仮想プライベートクラウド内で実行される開発環境Cloud Workstationsを提供するそうです。あらかじめ設定しておけば、必要なライブラリやツールを構成した状態で利用可能となるようです。また、開発したソースコードもローカルに保存されず、常にセキュリティパッチが適用されるためセキュアな開発環境が構築できるそうです。
GitHub Projectsのモバイル対応がパプリックベータで公開 (2022/10/11)
GitHub Projectに対応したGitHub Mobileがパブリックベータとして公開されたそうです。プロジェクトのビューを切り替えたり、カスタムフィールドを編集したり、クイックアクションで簡単に操作できるそうです。GitHub Projectに対応したGitHub MobileはGoogle Play (Beta)やiOS TestFilightから入手可能だそうです。
2022年版State of DevOpsレポートが公開されました (2022/10/06)
毎年DevOpsの状況に関する調査結果を公表しているState of DevOpsのレポートの2022版が公開されました。今回の調査ではクラウドの活用やアプリケーション開発におけるセキュリティ、企業文化が組織のパフォーマンスに与える影響などを調査しているそうです。
HashiCorpがBoundaryをクラウドサービスとして一般提供開始 (2022/10/05)
HashiCorpはオープンソースとして公開していたBoundaryを、クラウドベースのサービスとして利用できるHCP Boundaryの一般提供開始がアナウンスされました。VaultやConsulと組み合わせて使用することでゼロトラストソリューションを実現することができるそうです。
AWSがAmazon Connect Casesを一般提供開始 (2022/10/03)
AWSはAmazon Connectの新機能であるAmazon Connect Casesが一般利用可能となったそうです。Amazon Connectはコンタクトセンターを構築するサービスで、その中でケース管理を可能にする機能としてCasesが正式に追加されました。Casesを使用すると、ケースを自動的に作成したり、既存のケースを検索したりすることができるようになるそうです。