Gitを使用しているとリポジトリに含めたくないファイルがでてきますよね。その都度.gitignoreに追加していけばいいんですが、知らず知らずのうちにファイルが出来上がってて、気づかないままgit add --all
なんてしてしまったら……(--allするなという説もある)。そこで今回は使用してる開発言語や環境に必要なgitignoreを生成する方法をご紹介します。
github/gitignore
GitHubの公式リポジトリにそれぞれの開発言語や環境ごとのgitignoreが用意されています。
例えばmacOSでVSCodeを使ってGo言語の開発をする場合は以下のリンクから.gitignoreにコピペします。
gitignore/Global/macOS.gitignore at main · github/gitignore · GitHub
gitignore/Global/VisualStudioCode.gitignore at main · github/gitignore · GitHub
LinuxでEmacsを使ってTerraformのコードを書く時は以下をコピペ
gitignore/Global/Linux.gitignore at main · github/gitignore · GitHub
gitignore/Global/Emacs.gitignore at main · github/gitignore · GitHub
gitignore/Terraform.gitignore at main · github/gitignore · GitHub
gibo
GitHubが用意してくれているgitignoreをCLIから取得できるツールです。READMEの#installationに従ってインストールします。
使い方は簡単で、gibo dump
するだけです。例えば上でやった手動のコピペの例だと
gibo dump macOS VisualStudioCode Go > .gitignore
や
gibo dump Linux Emacs Terraform > .gitignore
などで生成できます。dumpの後ろは順番関係なく、スペース区切りでいくつでも指定可能です。補完ファイルも入っているのでTabで選択できるようになっていると思います。
giboは初回、github/gitignoreを~/.gitignore-boilerplatesにクローンします。自動でpullされるわけではないので適度にgibo update
を実行してください。