いよいよ2024年が始まりましたね。年始から地震や飛行機事故など思いもよらないニュースから始まった2024年ですが、早くも1ヶ月が経過しました。被災された方はまだまだ苦労されていることも多いかと思いますが、1日も早い復興を祈願しております。
さて、1月のDevOps関連のニュースですが、注目はTerraformからフォークしたOSSプロジェクトであるOpenTofuが正式版をリリースしたことが挙げられるかと思います。このブログでもOpenTofuについてとりあげていますが、非常に多くの方にご覧いただいています。これからもOpenTofuには注目して、このブログでも取り上げていきたいと思います。
- DockerがruncとBuildKitの脆弱性へのパッチを提供(2023/01/31)
- IDCが2028年までに生成AIによるテスト生成が70%になると予測(2024/01/29)
- Docker ScoutをOSSコミュニティ向けに無償提供開始(2024/01/25)
- DockerがクラウドビルドツールのDocker Build Cloudを発表(2024/01/23 )
- HashiCorpがVault Radarを限定ベータでリリース(2024/01/19 )
- GitLab 16.8がリリース(2024/01/18 )
- Terraform 1.7がリリース(2024/01/17 )
- JFrogがArtifactoryのAmazon SageMakerとの新しいIntegrationを発表(2024/01/17 )
- Red HatがBackstageベースのIDPを一般提供開始(2024/01/16 )
- JFrogが2023年に報告された脅威の分析を公表(2024/01/12 )
- OpenTofuの初の正式版がリリース(2024/01/10 )
- 2024年版Kubernetesのベストツール(2024/01/09)
- Terraform Cloudに集約されたVSCレビューを追加(2024/01/03 )
DockerがruncとBuildKitの脆弱性へのパッチを提供(2023/01/31)
Dockerは報告されていたrunc、BuildKit、Mobyの脆弱性に対応したパッチを公開しました。影響を受けるバージョンを使用している場合は最新バージョンに更新するようにとのことです。Docker Desktopに関しては2月1日に公開する予定だそうです。
IDCが2028年までに生成AIによるテスト生成が70%になると予測(2024/01/29)
IDCは2028年までに生成AIによるソフトウェアテストで70%のテストを生成するようになると予測しました。また、2027年までに既存のコードのリファクタリングも50%ほどが生成AIによって行われるようになると予測しています。
Docker ScoutをOSSコミュニティ向けに無償提供開始(2024/01/25)
Dockerはオープンソースコミュニティ向けにソフトウェア サプライチェーン ソリューションであるDocker Scoutの無償提供を開始しました。この無償提供を受けるためには同社のDocker-Sposored Open Sourceプログラムに参加する必要があります。
DockerがクラウドビルドツールのDocker Build Cloudを発表(2024/01/23 )
Dockerがビルド時間を短縮するためのクラウドでのビルドサービスのDocker Build Cloudを発表しました。最大で39倍の高速化が確認されているそうです。現時点ではUS Eastリージョンのみの提供ですが、順次他のリージョンにも展開していくようです。
HashiCorpがVault Radarを限定ベータでリリース(2024/01/19 )
HashiCorpがVault Radarを限定ベータでリリースしました。Vault Radarは管理されていないシークレットや漏洩したシークレットを発見し、被害が発生する前に対応できるようにするそうです。ベータプログラムへの参加は登録が必要となります。
GitLab 16.8がリリース(2024/01/18 )
GitLabの最新版v16.8がリリースされました。このリリースではGCP Secret Managerのサポート、Workspaceの一般公開、管理者への2FAの強制、Maven dependency proxyを使用したビルドの高速化などが追加されたそうです。
Terraform 1.7がリリース(2024/01/17 )
HashiCorpがTerraformの最新版 1.7をリリースしました。このバージョンではテスト用のモック機能などのテストフレームワークの改善やconfigration driven remove、importブロックでのfor_eachなどの機能が追加されたそうです。
JFrogがArtifactoryのAmazon SageMakerとの新しいIntegrationを発表(2024/01/17 )
JFrogはAI/ML開発の支援するツールセットを提供するAmazon SageMakerとの新しいIntegrationを発表しました。AI/ML開発におけるモデルをホストし、管理、保護することでDevSecOpsを実現できるようにするそうです。
Red HatがBackstageベースのIDPを一般提供開始(2024/01/16 )
Red HatはSpotifyが開発したオープンソースIDPであるBackstageをベースとした開発者ハブの一般提供を開始しました。開発者が必要なツールに即座にアクセスでき、迷うことなくワークフローを実行できるようになることで、生産性を向上させられるそうです。
JFrogが2023年に報告された脅威の分析を公表(2024/01/12 )
JFrogは2023年に報告された脅威の中から主要な13の脅威に関する分析をまとめて公開しました。2023年には29,000件を超えるCVEが登録され、55億件を超えるマルウェア攻撃が記録されたそうです。
OpenTofuの初の正式版がリリース(2024/01/10 )
TerraformのOSSライセンス変更に伴ってTerraformのフォークプロジェクトとして発足したOpenTofuプロジェクトが、初の正式版となるOpenTofu 1.6をリリースしました。今回のリリースでは早期に安定した製品をリリースすることに注力したそうです。
2024年版Kubernetesのベストツール(2024/01/09)
Kubernetesを活用するために役立つツール類を紹介している記事です。デプロイメント ツール、モニタリング ツール、CLI ツール、セキュリティ ツール、開発ツール、ゲートウェイ ソリューション、コンポーネント ツール、コスト管理ツールが紹介されています。
Terraform Cloudに集約されたVSCレビューを追加(2024/01/03 )
HashiCorpはTerraform Cloudに外部のVCSプロバイダのステータスチェックを集約し、影響を与えるような変更を一つのページで確認できるVCSレビュー機能を追加しました。これによりモノリポジトリでの運用での複雑性を排除する事ができます。