今回は日本仮想化技術の石本から「これから始めたい人集合!ゼロから学ぶGit/GitHub入門」と題しまして、Git初心者のためのGitの仕組みと使い方の紹介をしました。現代の開発、特にDevOpsによる開発ではGitは必要不可欠なスキルとなり、しっかりとした知識が必要となります。とはいえ、開発者はGit以外にも多くの知識やスキルが必要で、Gitだけを集中して学習すれば良いというわけではありません。このセミナーでは、必須となるGitの知識とそれを効率的に実践する方法を紹介しています。
振り返りも兼ねて当日の配信の様子をYoutubeでアーカイブしていますので、是非ご覧ください。当日参加できなかった方も、これを機会にとことんDevOps勉強会に興味を持っていただければと思います。また、当日いただいたQ&Aに関してもこちらのブログでまとめていますので、ぜひご覧ください。
セミナー動画 YouTube Live アーカイブ
発表資料 - SpeakerDeck
Q&Aまとめ
Q: Gitの勉強をするにあたって何を見たら良い勉強になるのでしょうか?
A: 何かを見て勉強するというよりは実践の中で身につけていくと良いと思います。例えば業務とは別に仲間で練習用のリポジトリを作成して、色々試してみるのも良いと思います。また、GitHubが提供しているQuickstartを利用してみるのも良いと思います。
Q: 初歩的な質問なんですがリポジトリってどういうことですか?
A: 一般論で言うと、リポジトリはデータの置き場所を指します。Gitにおいてはバージョン管理下に置かれる全てのファイルとバージョン管理用のメタデータが置かれているデータの置き場所をリポジトリと言います。
Q: Indexとステージエリアの違いは何ですか?
A: 基本的に同じものを指します。
Q: VScode 以外でおすすめのクライアントソフトなどはありますか?環境はWindowsになります。
A: 特知られているものとしてはSourceTreeがあります。GitHub Desktopも最小限のことはできますが、SourceTreeの方が多機能で使いやすいイメージです。
Q: Gitのコマンドを実行するのにツールのみで良いのか、コマンドもしっかりと覚えた方が良いのか?
A: グラフィカルなツールで問題ないようであればそれでも良いと思います。ただし、複雑なことをやろうとするとツールではサポートしてない機能もあるので、余裕があればコマンドのさまざまな機能を勉強した方が良いと思います。
Q: フェッチの概念がいまひとつよくわからないです。
A: リモートから変更をローカルに取り込むということです。クローンで作成したローカルのリポジトリに他の人が行ったリモートリポジトリの変更を反映することです。
また、質問ではないですが弊社のサービスを知りたいというご要望がありました。弊社が提供するDevOps支援サービスの「かんたんDevOps」についてはこちらをご覧ください。