新年度も始まり1ヶ月が過ぎました。4月を境に大きく環境が変わった方も多いのではないでしょうか?特に、4月から始まるプロジェクトで初めてDevOpsに挑戦するという方もいらっしゃるかと思います。このとことんDevOpsではそういったみなさんのお役に立つような情報をどんどん提供していきたいと思っています。
- CircleCIが「The 2023 State of Software Delivery Report」を公開(2023/4/25)
- Datadogが「STATE OF APPLICATION SECURITY」を公開(2023/4/25)
- HashiCorpがVaultを介した動的資格情報の統合を公開(2023/4/24)
- GitLab 15.11がリリース(2023/4/22)
- AtlassianがAtlassian Intelligenceを発表(2023/4/20)
- 脆弱性の自動修復ツールであるMobbがコミュニティ版を発表(2023/4/17)
- Datadogが静的コード解析のCodigaを買収(2023/4/17)
- 開発者の離職率に与えるDevOpsにおけるセキュリティの影響(2023/4/14)
- Amazon CodeWhispererを公開(2023/4/13)
- WasmでCGIを実行するWCGIを発表(2023/4/11)
- Argo Rollouts v1.5のリリース候補を公開(2023/4/5)
- Docker Desktop 4.18をリリース(2023/4/5)
- GitHub Sponsorの組織によるスポンサーシップサービスを開始(2023/4/4)
CircleCIが「The 2023 State of Software Delivery Report」を公開(2023/4/25)
CircleCIがソフトウェアデリバリーに関する調査「The 2023 State of Software Delivery Report」を公表しました。変化への対応能力を向上するために今何を改善すべきか、改善の効果をどんな指標で測定するかが紹介されています。(ダウンロードにはフォーム入力が必要です)
Datadogが「STATE OF APPLICATION SECURITY」を公開(2023/4/25)
Datadogがアプリケーションセキュリティに関する調査「STATE OF APPLICATION SECURITY」を公表しました。Criticalな脆弱性の中で本当に重要なものは3%しかないや、3rd Party製のライブラリ仕様によるリスクの増加しているなど7つの考察が紹介されています。
HashiCorpがVaultを介した動的資格情報の統合を公開(2023/4/24)
HashiCorpはVaultを介した動的資格情報の提供を実現する統合機能を公開しました。この機能によりTerraform CloudからVaultにOICDで認証を行うことで、クラウドの認証基盤の設定を意識することなく、一時資格情報を取得することが可能になるそうです。
GitLab 15.11がリリース(2023/4/22)
GitLabの最新バージョン15.11がリリースされました。15.11ではCode SuggestionやGoogle Play Storeとの統合、ユーザーの活動状況の可視化機能など、多数の機能が追加されました。
AtlassianがAtlassian Intelligenceを発表(2023/4/20)
AtlassianはAtlassianプラットフォーム上の既存の情報からOpenAI社のジェネレイティブAIを活用して、情報を整理したり、タスクを提案したり、問い合わせに対応したり出来るようになるそうです。現在は、早期アクセスで待機リストに登録する必要があります。
脆弱性の自動修復ツールであるMobbがコミュニティ版を発表(2023/4/17)
オープンソースの脆弱性に対する修正プログラムの作成ツールであるMobbツールで、無料のコミュニティエディションが利用可能となりました。MobbツールはSASTによって発見された脆弱性の中から実際に問題のある脆弱性を判断し、パッチを自動作成します。
Datadogが静的コード解析のCodigaを買収(2023/4/17)
Datadogが静的コード解析のCodigaを買収したことを発表しました。Codigaは開発者がコードを書くと同時にコードをチェックし、リアルタイムで修正箇所を提示してくれます。Push前に修正すべきコードがわかることで開発効率を改善します。
開発者の離職率に与えるDevOpsにおけるセキュリティの影響(2023/4/14)
DevOpsにおいてはセキュアなコードを実現することに対するプレッシャーにより、開発者の離職率が通常より高くなるというレポートが公開されました。これを避けるためには、セキュリティチームがツールを導入するだけではなく、開発者と一緒に文化とアプローチを変革していく必要があるそうです。
Amazon CodeWhispererを公開(2023/4/13)
AWSがAIによるコード作成アシストを行うCodeWhispererを公開しました。書きかけのコードやコメントの内容からコードを提案してくれるサービスです。GitHub Copilotと同じようなサービスのようです。個人の開発者は無料で利用することができるそうです。
WasmでCGIを実行するWCGIを発表(2023/4/11)
WasmerがサーバーサイドWebAsseblyでCGIを実行するWCGIを発表しました。WCGIではPHPやPythonのCGIアプリケーションをコンパイルすることで実行可能となるそうです。最近ではオーケストレーションの実証実験なども行われ、Dockerの代替としての可能性が見えてきた感じです。
Argo Rollouts v1.5のリリース候補を公開(2023/4/5)
Kubernetes上でのブルー/グリーンデプロイメントやカナリアリリースを実現するArgo Rolloutsのv1.5のリリース候補が公開されました。複数の Nginx Ingress をサポート、Apache SkyWalking のサポート、APISIX SetHeaderのサポートなどが追加されました。
Docker Desktop 4.18をリリース(2023/4/5)
Docker Desktopの4.18がリリースされました。4.17で導入されたイメージ脆弱性チェック機能であるDocker Scoutの強化や、Docker DesktopのUIからコンテナ内のファイルを操作できるコンテナファイルエクスプローラーなどの機能が追加されました。
GitHub Sponsorの組織によるスポンサーシップサービスを開始(2023/4/4)
OSSコミュニティに財政的支援をする基盤となるGitHub Sponsorで、組織からの支援を受け入れる仕組みが正式に導入されたそうです。クレジット払い、請求書払いに対応し、3%のGitHubのサービス使用料がスポンサー側にかかるとのことです。個人による支援は今後も手数料はかからないそうです。