Homebrewを使ってインストールしたWiresharkが消すこともインストールすることもできない状態になってしまいました。 HomebrewのWiresharkはFormulaeとCaskがあり、今回の場合はCaskでインストールしていました。
Caskでインストールした場合、GUIのWiresharkがインストールされます。 手動でインストールした時のWiresharkと同様、ChmodBPFが必要なので、Homebrewでインストールする場合は、本来は自動で処理されます。
アップデートの場合は古いバージョンのChmodBPF、Wiresharkの順にアンインストール、新しいChmodBPF、Wiresharkのインストールが実行されるようです。 手動でセットアップした時と一緒ですね。 ところがエラーを見ると、ChmodBPFのアンインストールでこけてしまっています。
==> Uninstalling Cask wireshark Error: Failure while executing; `/usr/bin/sudo -E -- /usr/sbin/installer -pkg /opt/homebrew/Caskroom/wireshark/4.2.0/Uninstall\ ChmodBPF.pkg -target /` exited with 1. Here's the output: installer: Package name is Uninstall ChmodBPF installer: Installing at base path / installer: The install failed. (エラーによってインストールできませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。 パッケージ“Uninstall ChmodBPF.pkg”からスクリプトを実行中にエラーが起きました。)
手動でWiresharkのインストーラーを使ってインストールする場合は何の問題もなく動作するので、とりあえずHomebrewの方は放っておいていたのですが、いつまでもこのままだとHomebrewで導入したFormulaeやCaskのアップデートもできないし、新しいソフトウェアを導入できません。それでは困ります。
というわけで重い腰を上げて調べてみたら、こんな情報を見つけました。
色々やったけどうまく動かずでした。
最終的な対処方法
諦めて一旦全部消しました。当然Wiresharkだけは消せない(けれど、実態は既に存在しない)ですが、それは放置です。
brew remove --force $(brew list --formula) brew remove --force $(brew list --casks)
次に、Homebrew自身をこれをみながらアンインストールして
最新版のHomebrewを再度導入し、formulaeとcaskをそれぞれインストールしなおしました。 HomebrewでWiresharkのインストールは今後はやめようと思いました。
ちなみに、GUIが入らなければFormulaeのWiresharkがインストールできます。
こっちは問題ないみたいです。