手元の環境でアップデートしたところ、VSCodeとDockerDesktopのアップデートが来ていることに気がつきました。
brew upgrade -gのようにオプションを指定しないと更新されないので、気がつくのが遅れました。
% brew upgrade -g ==> Upgrading 3 outdated packages: docker-desktop 4.47.0,206054 -> 4.48.0,207573 visual-studio-code 1.104.3 -> 1.105.0
visual-studio-code 1.104.3 -> 1.105.0
Visual Studio Code 1.105.0のアップデートについては弊社の毎月出している 「月刊VS Code通信」をお待ちください。 こちらのサイトから「読者になる」を選んでいただくと、最新情報を通知できて便利です。
macOS環境に限定すると、macOS 26 Tahoe環境でGPU使用率が上昇する問題が解消されたそうです。 これは元々Electronのシャドウ表示という機能が問題だったようで、この機能を有効化しているElectronベースのアプリケーションは同様の問題が起きるようですが、 Visual Studio Code 1.105.0ではこの機能をオフにしたベースで構築したことにより、問題に対処したようです。
詳細は以下ブログで取り上げられています。
docker-desktop 4.47.0,206054 -> 4.48.0,207573
Docker Desktop 4.48.0,207573ではいくつかの問題が修正されていますが、大きな修正は次の通りでしょうか。
- デスクトップの再起動時に、kindクラスター状態がリセットされることがある問題を修正しました。Docker/for-mac#77445 を修正しました
- 特定の条件下でDocker DesktopがDocker CLIツールを使用して定期的に新しいプロセスを作成する原因となるバグを修正しました docker/for-win#14944 を修正しました(Windows環境においてDockerプロセスがたくさん立ち上がる問題があったようです)
- macOS 13 のサポートが今回のバージョンで終了しました。Docker Desktopをインストールするには、次のリリースでmacOS 14が必要になります
- macOSのEOLは正式には言及されないものの、サードバーティでは最新を含めて3リリースをサポートするというのが基本になっています。今現在もVenturaを使っているのであれば動かしたいアプリケーションを何とかアップデートして、そろそろmacOSもアップグレードしておきたいところです。ちなみに私は現在macOS 15 Sequoiaに最新アップデートを適用して使っています。
| OS | リリース年 |
|---|---|
| macOS 13 Ventura | 2022 |
| macOS 14 Sonoma | 2023 |
| macOS 15 Sequoia | 2024 |
| macOS 26 Tahoe | 2025 (latest) |
今のところ、アップデートした両者(VSCodeとDocker Desktop)は問題なく動作しています。
Windows 10最後の日
Windows 10は2015年7月29日にリリースされました。それからおよそ10年サポートされた事になっています。 そして本日、2025年10月14日にサポートが終了されます。数カ月前かこの手の話題が色々なメディアで取り上げられていたのでご存知かもしれません。
Windows 10がリリースされるかされないかのころは、「Windows 10がクライアントWindowsとしては最後のリリースで、今後はWindows as a Serviceと題してアップデートでWindows 10を提供していく」みたいな話でしたが、徐々にWindows 10は仕様を変え理想通り展開されるかと思いきや、気がついたらWindows 11がリリースされ、噂レベルでWindows 12というのもちらちら見えてきています。
何らかの対応が必要ですので、Windows 10に見覚えがある場合は以下をご覧ください。
