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月刊VS Code通信(2025/2月号)

今年1回目の月刊VS Code通信の執筆です。本年も毎月新しいバージョンのリリースに合わせて

今月も新しいバージョンがリリースされたので、リリースノートを眺めていきたいと思います。

目次

Visual Studio Codeニューリリース

Visual Studio Codeのバージョン1.97がリリースされました。

主なリリース

変更点 変更内容
次の編集提案(Coplilot) 次の編集箇所を予測し、迅速な修正を支援する新機能
Copilot Editsの一般提供 Copilot Editsが一般提供されるように
o3-mini モデル追加(Copilot) OpenAIから発表された最新モデルのo3-miniが有料プラン向けに段階的に展開
コマンドパレットの移動 コマンドパレットとクイック入力のウィンドウの表示位置が自由に移動可能に
拡張機能発行者の信頼 拡張機能インストール時に信頼性を評価する確認ダイアログが表示されるように
SVG画像プレビュー SVG画像のプレビュー表示がサポートされるように

その他詳しいリリース内容については January 2025 (version 1.97) にアクセスしてください。

今月のピックアップ

今月は、「Copilot Edits」の機能について紹介します。すでにChatGPTなどのチャット形式の生成AIを活用したことがある方も多いのではないでしょうか。

Copilot Edits は、Visual Studio Code上でコードを直接編集できる機能です。Copilot Chat を使ってチャット上で指示を出すことで、エディタ内のコードを自動的に修正・変更できます。ChatGPTの「キャンバス機能」に近いイメージを持つと理解しやすいかもしれません。

特に、ChatGPTをプログラミングに活用している方にとっては、この機能を活用することで、より効率的にコード編集が可能 になります。さらに、#selection を使って特定の範囲を指定したり、#file:xxx.ts のように特定のファイルを指定したりすることで、ピンポイントな指示 を出すこともできます。

この便利な機能を活用できる環境にある方は、ぜひ試してみてください。