梅雨に入ったかと思ったら、あっという間に真夏になった6月でしたね。みなさんも熱中症には十分注意してくださいね。さて、6月にあったDevOps関連ニュースをピックアップして紹介します。
- GitHub Copilotが正式リリース、月額10ドルで利用可能に[2022/6/21]
- HashiCorpの開発者向け学習サイトを刷新しパブリックBetaで提供開始[2022/6/21]
- HashiCorpがTerraform Cloudの最上位プランにDrift DetectionをパブリックBetaで提供開始[2022/6/20]
- HashiCorpのグローバルイベントHashiConf globalを10月に開催[2022/6/15]
- GitHubを体験しながら学ぶGitHub Skillsが始動[2022/6/7]
- CircleCI 古いXcodeイメージのサポート終了、イメージ削除へ[2022/6/6]
- GitLabが機械学習を利用したレビュワー アサインの最適化を行うUnReviewを買収[2022/6/2]
- JFrogがIoT向けにセキュアに基盤運用するためのツールJFrog Connectを発表[2022/6/2]
- Kubernetesプロジェクト レポート2021年版を発表 [2022/6/1]
GitHub Copilotが正式リリース、月額10ドルで利用可能に[2022/6/21]
昨年からテクニカルプレビュー版で公開されていた、AIを使ったペアプログラミングツールGitHub Copilotが正式リリースされました。気になる利用料金はユーザーあたり月額10ドル、年額だと100ドルだそうです。かなりお安い印象です。しかも60日の試用が可能。学生や主要なOSSのメンテナーは無償で利用できるそうです。
HashiCorpの開発者向け学習サイトを刷新しパブリックBetaで提供開始[2022/6/21]
先日のとことんDevOps勉強会でも扱ったTerraformを提供しているHashiCorpが開発者向けの学習サイトの刷新を行なっているそうです。ドキュメントだけでなく、チュートリアル、ビデオ、ハンズオンラボ環境などに一箇所でアクセスできるようになるそうです。現段階ではVaultとWaypointのみのコンテンツですが、今後に期待です。
HashiCorpがTerraform Cloudの最上位プランにDrift DetectionをパブリックBetaで提供開始[2022/6/20]
Terraform Cloudの最上位プランにDrift DetectionをパブリックBetaとして追加したそうです。Drift DetectionはTerraform Cloud以外から環境に加えられた変更を検出する機能です。これにより、IaCとして管理されているインフラ情報と実行環境の不整合を防ぐことができます。
HashiCorpのグローバルイベントHashiConf globalを10月に開催[2022/6/15]
HashiCorpのグローバルイベントが10月4-6日にロサンゼルスで開催されるそうです。今回はロサンゼルスでのリアル開催に加えて、オンラインでの視聴が無料で可能なようです。製品関連のアナウンスもあるようなので、参加してみてはいかがでしょうか?
GitHubを体験しながら学ぶGitHub Skillsが始動[2022/6/7]
GitHubの学習を実際にGitHub上で行うGitHub Skillsが始動しました。今まではGitHub Learning Labでドキュメントや動画での学習環境を提供してきたGitHubですが、機能の改善が早いGitHubではコンテンツがすぐに陳腐化してしまうのと、やはり実際の環境で体験した方が学習効果が高いと判断したのでしょう。GitHub Learning Labは2022年9月1日をもってその役割を得るそうです。
CircleCI 古いXcodeイメージのサポート終了、イメージ削除へ[2022/6/6]
CircleCIのクラウドプラットフォームで、古いXcodeイメージのサポートが終了しました。6月6日にサポートが終了し、8月2日にプラットフォームから削除される予定です。安定した開発環境を維持するためには、サポートライフサイクルポリシーの理解が必要です。
GitLabが機械学習を利用したレビュワー アサインの最適化を行うUnReviewを買収[2022/6/2]
GitLabが機械学習を利用して、適切なレビュワーの特定、レビュワーのワークロードの最適化、知識の分散管理を自動化するUnReviewを買収したそうです。GitHubのCopilotとは異なるアプローチで、コードの品質管理に対するアプローチでAIを活用しようとしているのが面白いですね。
JFrogがIoT向けにセキュアに基盤運用するためのツールJFrog Connectを発表[2022/6/2]
IoTのエッジ環境やIoTデバイスのソフトウェアアップデートや管理、監視、保護のためのセキュリティツールJFrog Connectを発表しました。IoT環境においてはエッジ環境の管理のみならず、IoTデバイスの管理も必要になってくるので、こういった一括管理をして、個々のデバイスの状況の監視も必要ですね。
Kubernetesプロジェクト レポート2021年版を発表 [2022/6/1]
Kubernetesプロジェクト2021年の年間レポートが発表されました。2020年版に次いで2回目の発表です。Kubernetesぐらいのプロジェクトになると62,000人もコントリビューターがいるんですね。しかも年間で10,000人も増えてるそうです。