とことんDevOps | 日本仮想化技術のDevOps技術情報メディア

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日本仮想化技術がお届けする「とことんDevOps」では、DevOpsに関する技術情報や、日々のDevOps業務の中での検証結果、TipsなどDevOpsのお役立ち情報をお届けします。
主なテーマ: DevOps、CI/CD、コンテナ開発、IaCなど

開催予定の勉強会

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Docker Desktopと代替ソフトウェア大集合

Docker Desktopは普段使いのマシンでコンテナーでアプリケーションを実行することができるソフトウェアで、Dockerのサイトからダウンロードして使うことができます。 開発中のアプリケーションのテストとか、手元の環境でソフトウェアを動かしてみたい時に便…

Docker DesktopをUbuntuで使ってみる

Docker Desktopは元々Linux以外の環境でDockerを使えるようにするためのソフトウェアです。現在はLinuxにも対応しており、Linuxでデスクトップ環境を用意すれば、Linuxでも同じようにコンテナベースのアプリケーション開発ができるようになりました。 では早…

microk8sのはじめ方

勉強のためにとか仕事で使うので...とか、Kubernetesを試してみたい時があると思います。 そんな時によく使われるのはminikubeだと思います。ちょっと前にこのブログでも記事が出ています。まだ見られていない方はぜひチェックしてみてください。 devops-blo…

Docker Desktop 4.15.0を触ってみる

12/1にDocker Desktop 4.15.0がリリースされました。 www.docker.com 今回のバージョンでVirtioFSがGAになったことにより、コンテナへの共有ボリュームのパフォーマンスが向上するようです。ただデフォルト設定にはなっていないようなので、設定を開いて確認…

DockerでSBOMを試してみた

今年の4月にリリースされたDocker Desktop 4.7.0でSBOMが普通に使えるようになり、Docker DesktopユーザーはDocker単体でSBOMの調査やSBOMファイル作成が可能になっていました。 www.docker.com 筆者はこの機能はDocker Desktopでしか使えないのかなと勘違…

VSCodeでJupyter Notebookを使う

少々開発関係の話からはそれますが、Visual Studio Code(以下VSCode)でJupyter Notebookを使う方法を今回まとめてみます。 macOSでの環境構築についてまとめていますが、環境固有の情報はPython 3のセットアップのところだけで、あとはVSCode上での話なの…

Trivyを使ってみた PART2 (Dockerfile/Containerfileのスキャン)

Trivyというと、コンテナイメージのスキャン用のツールとして有名だと思います。 例えばDocker Desktopなどの拡張機能を使って利用したり、コマンドラインで使ったり、CI/CDの中でスキャンするなどで利用していると思います。このブログでもtrivyについて、…

PodmanでMulti-archビルドを試す

本題に入る前にコンテナーイメージの話 DockerでもKubernetesでも、もちろんPodmanでも、コンテナプラットフォームではコンテナーイメージを利用します。 コンテナーイメージはDocker Hubのようなコンテナレジストリーからダウンロードして使います。 ベース…

MacにインストールしたPodmanでdocker-composeを利用する / VSCodeでPodmanを使う

最近PodmanやPodman Desktopが気になっています。 これを使ったらDocker DesktopやRancher Desktopの代わりになるかなあと思い、試してみることにしました。 Web検索したら、まんまの内容が公開されていました。 Podman with docker-compose on MacOS. · Git…

WindowsでRancher Desktopを使うには

MacでRancher Desktopを使うには、インストーラーをダウンロードしてきてインストールするだけでかんたんに利用できます。 一方、WindowsでRancher Desktopを使うにはWindows Requirementsにあるように、Windows 10 build 1909以降のビルドとVT-x,AMD-Vのよ…

JFrog Platformを使ってみた(その1 Dockerレジストリーとしての利用)

JFrog PlatformとはJFrogのすべての製品をシームレスに統合したDevOpsプラットフォームだそうです。 バイナリー、成果物の管理、自動化を行うArtifactoryを中心に、成果物に含まれる脆弱性やライセンスのスキャン、SBOMのサポートなどを行うXray、ソフトウェ…

Ansible Navigatorの実行環境イメージをカスタマイズする

前回に引き続き、今回もAnsibleをコンテナを使って実行する「Ansible Navigator」について取り上げます。 devops-blog.virtualtech.jp 今回は「Ansible Builder」を使ってコンテナイメージをカスタマイズして、「Ansible Navigator」でそのイメージを使ってA…

コンテナベースの実行環境 Ansible Navigatorを試す

試そうと思ったきっかけ 某所での話のやり取りで、Ansible Coreはどう動かすかという話になりました。 コンテナーで動かすと並列的に処理ができそうだとか、コンテナーで動かさずにマシンにAnsibleをインストールして動かすほうがシンプルだしわかりやすいと…

openSUSE MicroOS+K3sを使って開発用のKubernetesクラスターをサクッと用意する

今回本当はRancher Labsの k3osを触ってこのブログでご紹介する予定だったのですが、次の情報によるとk3osはRancherOS 2に置き換えるようで、今は使うべきではないようです。 k3osをk3s.ioに移管してコミュニティベースでメンテナンスを継続する案も出ている…

コンテナイメージ「ubi-micro」を使ってマルチステージビルドを試す

前回に引き続き、今回もマルチステージビルドネタです。 devops-blog.virtualtech.jp コンテナイメージを極力小さくする方法として、マルチステージビルドは有効な手段です。 例えばGo言語のアプリケーションは次のようなDockerfileを作って、イメージを作成…

VulsをDockerコンテナで動かす

インストール方法は以下に書かれているとおり、何らかのLinuxにDockerをインストールしてそれぞれコマンドを実行していくだけで動きます。 シェルスクリプトを使ったインストールでは対応するOSが動いていることが必要でしたが、この場合はLinuxであれば何で…

OSSの脆弱性スキャナー「Vuls」を使ってみる

今回は脆弱性スキャナーであるVulsを取り上げます。 弊社内でもVulsを使って本番環境や社内環境のサーバーの脆弱性検査を行い、結果を毎日Slackに通知しています。 Slackやメールで通知するには設定ファイルへの記述が必要です。詳細は以下をご覧ください。 …

MicroShiftを動かしてみる その2(Fedora 36 IoT Edition編)

今回の記事は前回の記事の続きになります。前回はFedora 36 ServerでMicroShiftを動かしてみました。 今回はFedora 36 IoT EditionでMicroShiftを動かしてみます。 devops-blog.virtualtech.jp Fedora IoT EditionはラズパイのようなARMボード、IoT機器向け…

MicroShiftを動かしてみる

今回のネタについて MicroShiftはワンバイナリーで動くエッジ及びスモールファクター向けのOpenShiftです。 サポートされているアーキテクチャーはamd64/x86_64/arm64/riscv64です。 「MicroShift」と言うキーワードでだけでWeb検索すると、様々な違う「マイ…

Rancher DesktopではじめるDocker/Kubernetes入門

Rancher Desktopはデスクトップ上でKubernetesとコンテナの管理を行うことができるツールです。containerdやDockerを使ってコンテナーイメージのビルド、プッシュ、ダウンロード、実行できます。 K3sを使ってKubernetesクラスターの実行もデスクトップ上で可…

テスト用のアプリのコンテナ化を試した話

最近、KubernetesとかDockerやPodmanを中心としたコンテナーをよく利用しています。 これらでコンテナー化していないアプリケーションをコンテナ化するために必要なことを調べるため、またはこれらのプラットフォームでアプリケーションの実行をデモするため…

Dockerをインストールしたあと見ておくべきドキュメント

Dockerはオープンソースで開発されている、コンテナプラットフォームアプリケーションです。 Docker Desktopは条件付きで無償で利用できますが、OSS版Docker(Moby)は特に条件なく、引き続き無償で利用できます。 https://www.docker.com/blog/updating-pro…

Rancher DesktopでローカルでDocker Distribution Registryを動かす

Docker DesktopやRancher Desktopを開発環境で利用している人は多いでしょう。 イメージレジストリーについてはSaaSのサービス、通常はDocker Hubとかを利用しているかもしれません。 Gitベースの開発では、「GitHub Container Registry」や「GitLab Contain…

Multipassを使ってアプリのテスト環境をサクッと作成する

概要 開発したアプリケーションをテストしたいとき、ローカルの開発環境で実行するか、CI/CDの仕組みを使ってCIの中で様々なテストなどをすると思います。これまでこのブログでもいくつかのパターンをご紹介できていると思います。 さて、開発環境でアプリケ…

BitnamiのSealedSecretsをつかってみた

悩ましい問題 Secretの管理 クラウドのサービスを利用するにあたり、アプリケーションの実行などに使うSecret(パスワードやトークン、各種キーなど)の管理は悩みのタネになると思います。 Kubernetesではこれらのような秘密情報は、KubernetesのSecretリソ…

Distrolessで遊ぶ

Distrolessコンテナイメージとは 「Distroless」イメージには、アプリケーションとその実行時の依存関係のみが含まれています。 これらには、パッケージマネージャー、シェル、または標準のLinuxディストリビューションにあるその他のプログラムは含まれてい…

Docker DesktopのDev Environmentsを触ってみる

Docker Desktopの機能にDev Environmentsという機能があります。 この機能は開発環境を手元のDocker Desktopで再現するものです。 GitHubなどのソースコード管理ツールを用いることで、ソースコードのバージョン管理ができるようになりましたがその一方で、…

Trivyを使ってみる

DockerやKubernetesが当たり前に使われるようになって、ただこれらのコンテナーツールを便利に使うだけでなく、 安全に使うための工夫が必要になってきています。 コンテナーでアプリケーションを使う上で、コンテナーイメージは重要なパーツの一つです。 コ…

Docker Bench for Securityを使ってみる

Dockerといえば、Kubernetes 1.24リリースにあたり、DockerとKubernetesの橋渡しをしていたdockershimのサポートがKubernetesから無くなったことに伴い、従来のやり方でKubernetesでDockerランタイムが利用できなくなったことが記憶に新しいですが、コンテナ…

Aqua Securityのdocker-benchを使う

Dockerといえば、Kubernetes 1.24リリースにあたり、DockerとKubernetesの橋渡しをしていたdockershimのサポートがKubernetesから無くなったことに伴い、従来のやり方でKubernetesでDockerランタイムが利用できなくなったことが記憶に新しいですが、コンテナ…